奈良女子大学理工系女性人材育成に関する連携シンポジウム「理工系女性人材育成の過去・現在・未来」を開催しました。
令和7年10月18日(土)、本学講堂を対面会場として開催し、オンライン含め学内外から約150名の参加がありました。
シンポジウムは本学の高田将志学長の挨拶で開幕、酒井敦本学理学部長による趣旨説明の後、酒向里枝氏(日本経済団体連合会)と野村淳子氏(東京科学大学)による理工系女性人材に対する社会的要請と入試における女子枠導入に関する基調講演があり、その後、本学の星野聡子副学長はじめ、お茶の水女子大学、日本女子大学それぞれの副学長により女子大理工系学部における人材育成の歴史と現状が紹介されました。
午後は、各界で活躍する女子大理学部卒業生からメッセージや提言を頂いた後、久保博子本学工学部長から本学在学生・卒業生・就職先に対するアンケート調査結果の報告に続き、企業が理工系女性人材に寄せる期待と要望についての講演が行われました。
その後の登壇者全員によるパネルディスカッションでは、参加者からの質問への回答も交えつつ、今後の理工系女性人材育成の方向性や関係者間の連携について活発な議論が展開されました。
最後に奈良国立大学機構榊理事長の挨拶を頂き、本シンポジウムは閉幕しました。