「奈良女子大生による高取城下の新しい観光コンテンツ発表会」を開催しました。
2025年7月5日(土)に、奈良県高取町にて、「奈良女子大生による高取城下の新しい観光コンテンツ発表会」を開催しました。これは、国際戦略センターの授業科目「国際キャンパス奈良への招待A」と文学部の授業科目「コミュニティ・リサーチ」が合同で、学生による町及び地域住民への取材と提案を行う初の試みです。授業参加の学生たち22名は留学生を含んだ5チームに分かれ、一般社団法人高取町観光協会と、たかとり観光ボランティアガイドの会の協力のもと高取町を数回に渡り訪問取材し、町の魅力について国内外に伝えるためのコンテンツ制作に取り組みました。
当日は中川裕介高取町長も出席のもと、町民を含め100人近くで会場が埋まり、学生たちが作成した多言語のパンフレットやハイキングコース地図、イベント企画など、町民から直接聞いた町の歴史や情報を盛り込んだ内容が学生自身によって発表されました。
観光協会とボランティアガイドの会のメンバーをはじめ、来場者からはたいへん高い評価を受け、作成した観光コンテンツについては秋以降に観光客向けの配架を目指します。またイベント企画については秋の実施に向けて検討と準備を進めることとなりました。
今回の取り組みは、国際戦略センターが掲げる「国際キャンパス奈良」構想において、国内学生と留学生が地域と連携したプログラムに参加することを通じて、学びの地である奈良の国際化を目指す「国際共修プログラム」の好事例となりました。
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発表会の様子 |
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中川裕介高取町長(前列右から4番目)と来場者ら |
奈良女子大学生ら |
