新着情報 NEWS&TOPICS

理学部と国際戦略センターの連携で国際短期プログラム「SPMM2025 in Yogyakarta」をインドネシアで実施しました。

インドネシアにおける奈良女子大学協定校である ガジャマダ大学(UGM)、ジョグジャカルタ州立大学(UNY)、スラバヤ州立大学(UNESA) と共同で、数理モデリング短期プログラム Short Program on Mathematical Modeling 2025 in Yogyakarta(SPMM2025 in Yogyakarta)を企画しました。これは理学部環境科学コース教員と国際戦略センターとの連携で実施したものです。本プログラムには、環境科学コースの大学院生3名、学部学生1名の計4名が参加しました。


SPMM2025 in Yogyakarta の概要

Exploring Mathematical Modeling 2025: Collaborative Program of NWU, UGM, UNY, and UNESA
期間: 2025年9月8日~13日
会場: ガジャマダ大学(UGM)、ジョグジャカルタ州立大学(UNY)、インドネシア・ジョグジャカルタ

本プログラムは英語を共通言語として実施され、前半の3日半は数理モデリングに関する授業(差分式並びに微分方程式を用いた数理モデリング、実データを用いたパラメータ推定、時間遅れを伴う微分方程式など)が行われました。

その後、参加者は3~4名のグループに分かれ、各グループでProject Workに取り組み、5日目にその成果を英語で発表しました。最終日の6日目には参加者全員による交流会・パーティーが開催されました。

(参加者グループの活動の様子)


環境科学コース学生の活動

本プログラムに参加した環境科学コースの4名の学生は、インドネシアの学生30名とともに英語での授業を受講し、Project Workの作成・発表に取り組みました。また、授業外でも積極的にインドネシア学生と交流を深めました。数理モデリングの学術的習得と、英語を用いた国際交流を通じて、参加学生の国際的な視野の拡大に貢献したと考えられます。

(奈良女子大学環境科学コースの学生によるProject Work発表の様子)


スラバヤ州立大学での交流

SPMM2025 in Yogyakarta の終了後、学生たちは鉄路でインドネシア第二の都市スラバヤへ移動し、スラバヤ州立大学(UNESA)数学自然科学部(FMIPA)にて3日間のプログラムに参加しました。

FMIPA数学科の授業(英語による力学系と統計学)参加、先方学生が案内するキャンパスツアーに参加し、インドネシア学生と交流しました。また、スラバヤ市内散策にも参加しました。
(スラバヤ州立大学(UNESA)での記念写真)

環境科学コースは今後も海外協定校との連携を通じ、理学分野における高度女性人材の育成に取り組んでいきます。

記事一覧へ戻る