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(研究発表)宿泊型転地療養サービス「ムラカラ」におけるストレス対処法「コーピング」の意味や効果について

2025年8月22日(金)~24日(日)に開催された「日本認知・行動療法学会 第51回大会」にて、本学卒業生(大月 亜純(奈良女子大学 梅垣研究室卒業生)さん)を筆頭発表者として、株式会社リヴァ、本学准教授・梅垣佑介、特任助教・鈴木靖子が研究に協力したポスター発表が行われました。

発表では、株式会社リヴァが運営する宿型地療養サービス「ムラカラ」における、休職・離職者が取り組む「コーピング」の意味や効果に焦点を当て、質的な研究成果が報告されました。

【発表の概要】
○タイトル
「宿泊型転地療養サービスにおける休・離職者のコーピングを「創り出す」体験についての質的研究― 社会復帰支援がその後の生き方にもたらすもの― 」

○内容
株式会社リヴァの「ムラカラ」利用者を対象に、自然豊かな環境での共同生活が、ストレスへの新たな対処法(コーピング)をどのように「創り出す」かについて、質的な視点から分析した研究成果です。都市部でのリワーク支援では得られにくい、転地療養ならではの有効性を示唆する内容となります。

○発表者・協力(敬称略)
大月 亜純(筆頭発表者:奈良女子大学 梅垣研究室卒業生)
青木 弘達(株式会社リヴァ 取締役)
鈴木 聡(株式会社リヴァ ムラカラ事業部)
大西 貴大(株式会社リヴァ ムラカラ事業部)
鈴木 靖子(奈良女子大学 特任助教)
梅垣 佑介(奈良女子大学 准教授)

【ムラカラについて】
自然豊かな奈良県下北山村にあるシェアハウスでの生活や、メンタルケアのプロのサポートにより疾病と向き合い、より自分らしい人生へと踏み出すためのサービスです。

詳細は以下リンクよりご覧いただけます。
https://www.liva.co.jp/service/murakara

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