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高塚大知准教授の招待総説論文が、「Biophysics and Physicobiology」に掲載されました。

高塚大知准教授の招待総説論文が、『Biophysics and Physicobiology』誌に、
Cytoskeleton as a generator of characteristic physical properties of plant cells: 'cell wall,' 'large vacuole,' and 'cytoplasmic streaming」として掲載されました。
植物細胞の物理的な特性のユニークさを紹介した招待総説論文です。
植物細胞は、動物細胞にはない「細胞壁」と「液胞」という構造体を有するため、巨大化することができます。
その一方で、それらが原因となって、細胞内に大きな物理的制約が生じます。植物細胞はこれを「原形質流動」という細胞質の大規模な流れを発生させることで解消します。
本総説では、「細胞壁」「液胞」「原形質流動」という3つの植物らしさの根源をなす要素がどのように制御されているかを、特に細胞骨格に焦点を当てて概説しました。
本論文は、日本女子大学の永田典子教授、早稲田大学の富永基樹教授、金沢大学の甘利俊樹氏と共同で執筆いたしました。

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