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廣岡栄子国際奨学金奨学生留学報告会を開催

奈良女子大学は1月21日、奈良女子大学廣岡栄子国際奨学金奨学生留学報告会を開催した。高田将志学長、高須夫悟 学長補佐/奈良国立大学機構国際戦略センター副センター長の出席のもと、今年度海外の大学へ留学した奨学生による留学報告の後、懇談が実施された。

「奈良女子大学廣岡栄子国際奨学金」は、卒業生である故 廣岡栄子様のご遺志により、海外の大学への留学及び短期留学プログラムへの参加を希望する者に留学援助を行うものとして、昨年度創設されたものである。

創設2年目となる今年度の奨学生は延べ5名で、留学報告会ではそのうち帰国済みの博士前期課程学生2名が、留学で学んだことや経験等を報告した。タイに留学した建築学専攻の学生は、現地大学の学生を対象にアンケート調査を行った他、建築の細部まで目にすることができ、研究のための大きな収穫となったと話した。フィリピンに留学した数理生態学専攻の学生は、現地大学で数学の授業を英語で学んだ経験が修士論文へ活きていることや、日常の中に貧困問題を感じる場面が多くあり、日本人学生の目が向きがちな欧米ではなくフィリピンを留学先に選んで良かったと話した。 

残る奨学生3名は現在ニュージーランド、ベルギー、オーストリアに留学中であり、夏に帰国後、留学報告会の開催が予定されている。本奨学金により、学生の海外留学の推進がより一層期待される。

奨学生(左)と学長・学長補佐.JPG奨学生(左)と学長・学長補佐

留学報告の様子.JPG留学報告の様子

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