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第5回 学長主催 学内研究交流・懇談会を開催しました (10月25日)

 学長主催の学内研究交流・懇談会が、令和6年10月25日(金)にS棟1階ラウンジで開催され、約20名の学生や役員・教職員の参加がありました。当該研究交流会は、学内の多様な研究を知る機会を通じて、研究者同士の交流や教員と学生の交流がより活発になることを狙いとして企画されたもので、5回目の開催となります。

今回は、研究院工学系の安在絵美専任講師から「ウェアラブル計測技術の開発と健康・福祉・生活分野への応用」と題した研究紹介が行われました。La Trobe University(オーストラリア)での研究歴などの自己紹介から始まり、「スマートIoTインソール開発研究プロジェクト」、「センシングウェアによる生体計測評価の研究」、「介護職支援のための食感拡張システム」の3つのテーマについて、センサー開発の課題への対応などを交えながら、最新の研究動向について説明がありました。最後には、ユーザー視点の技術の最適化を図り、日常生活や現場に適用可能な新技術開発、暗黙知や未来の見える化や実社会に役立つサービスの創出に貢献したいとの今後の抱負も述べられました。

 質疑応答では、発達障害がある人への活用の可能性など他分野の研究者の視点からの提案やオーストラリアの大学での研究された経緯についての質問など幅広い観点からの質問がありました。

研究交流会の後には、懇談会も行われ、引き続き研究についての質疑応答が行われ、盛況裡に終わりました。

次回は、11月29日(金)に高浪景子先生(生活環境科学系・准教授)から「知覚の謎 -なぜ、かゆみ感覚が存在するのか?-」と題して行われる予定です。

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*安在専任講師の発表の様子

研究院工学系 安在 絵美 専任講師

研究紹介

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