文部科学省消費者教育推進委員会委員長 上村協子先生による特別講義を実施しました(1月25日)
令和6年1月25日(木)、生活環境学部文化情報学科専門教育科目「ライフスタイルと法」において文部科学省消費者教育推進委員会委員長 上村協子先生(東京家政学院大学名誉教授、現代生活学研究所所長)による特別講義「相続にみる女性と財産-高齢社会の金融包摂と消費者教育」を実施しました。
講義では学生もいずれは直面し「学生が一番熱心に聞いてくれるテーマ」である相続や贈与、遺言などについて、昭和の家族モデルとして学生にも身近な「サザエさん」のキャラクターを例にあげながらご説明頂きました。また、生活設計・金融リテラシーに関して、金融業界等の想いと市民の想いとの間に温度差があるため、お金を回すだけでない、実生活にひきつけながら行われる「ひとの顔が見える金融リテラシー教育」が必要と指摘され、包摂的で温かい社会の構築に向けどのような消費者教育・金融リテラシー教育をしていくべきか、ひとり一人が考えてみてほしいと提案がなされました。