仲川奈良市長と学生による対話フォーラムを開催いたしました(11/18)
令和5年11月18日(土)、奈良カレッジズ交流テラス(法人本部棟1階)にて仲川げん奈良市長を迎え、「学生が挑戦する街・奈良へ」と題して、学生の活動の周知および地域との結びつきを強めるための対話フォーラムを開催しました。地域で活動する奈良女子大学の三つの課外団体「ならじょおひさま食堂」、「コトノハ」、「奈良学生ガイド」が、それぞれの活動状況を発表後、学生から市に対する要望、市から学生への協力依頼や奈良の魅力発信などさまざまな意見交換が行われました。市長と学生のなごやかな雰囲気からフォーラムは始まり、最後に市長から、「学生の皆さんは、社会活動をすることによって、普段から何かを感じ、それをロジカルに構成することで自らの意見を交わすことが養われており、ぜひ活動を継続し後輩に引き継いていただきたい」と締めくくられ大変充実した時間となりました。
市長とのディスカッションを通じて、学生にとっては、単に「学生時代の数年間を過ごす街」のみならず、その街を元気にしていく中心メンバーであるという意識が醸成される機会となりました。このような対話フォーラムを通して、学生の学びの幅を広め、その活動を支援する取組を今後も続けて参ります。これらの取組みは、地域の様々なステークホルダーの力をお借りし、大学が持つ多様な知見を地域課題解決に役立てていく「なら産地学官プラットフォーム」、の活動とも連携し進めて参ります。
- 「ならじょおひさま食堂」...こども食堂の企画・運営を行うボランティア団体。食事作りだけでなく、子どもたちとの工作や広報活動、お金の管理など様々な体験ができる文科系サークル。学内のサークルと連携した企画も行うなど、学生だからできる企画にも挑戦している。親子を中心に地域の様々な方々が触れ合うきっかけとなる場の提供を目指している。令和5年度国際ソロプチミスト日本財団の学生ボランティア賞を受賞。
- 「コトノハ」...奈良女子大学学生で運営しているフリーペーパー団体。奈良で暮らす学生をメインターゲットに春と秋の年2回、学生ならではの視点で奈良の素敵なお店や人を紹介している。学生の立場から学生読者に向けて身近に感じてもらえる情報を発信し、実際に「人と学生をつなげる」団体であることを目指している。
- 「奈良学生ガイド」...奈良を訪れる外国人観光客に、英語で観光案内を行う団体。大学の枠を超えて活動中。年末年始を除き毎日活動しており、年間約450件のガイドを行っている。